JIDS新システムの開発について

はじめに

このページでは、現在構想・開発を進めているJIDSの次世代バージョンについてのお知らせを行っております。直接コンテンツとは関係ありませんが、今後のことにかかわるような内容なども記していますので、ご一読いただけると幸いです。

JIDSの経緯

2018年頃より、銀河連邦（以下、管理者）が在住していた藤沢市における全交差点をリストアップし、かつ全交差点を撮影するという目的のもと、スプレッドシートを使ってデータをまとめていました。これがJIDSの前身となります。

その後、徐々に範囲を拡大し、茅ヶ崎市・寒川町・綾瀬市・鎌倉市と徐々にエリアを拡大させ、結果生まれたのが「神奈川県全交差点一覧」という構想でした。スプレッドシートでの管理が限界に感じ、また自分だけでデータを管理するのではなく公開して一般的に使用できる状態にしようと考え、データベースを使用した本格的なシステムへ移行します。現在、このサイトは閉鎖していますがWeb Archiveでちょこっとだけ見ることができたりします。

2020年より、対象箇所を全国に拡大し、20万以上ある交差点をすべて網羅するという大規模なプロジェクトを構想し、このプロジェクトに「JIDS」と名付けました。（Japan Intersection Database System）

以降、JIDSはニーズや管理者の技術向上によって少しずつ拡充が進められてきました。情報提供者も増え、少々ながら活発なプロジェクトとなってきました。

しかし、もともとは個人で適当に管理していたものにつぎはぎで追加していった仕様のため、変なところが細かい、ぐちゃぐちゃなデータになっている、神奈川県に特化しすぎている情報の種類…と言った様々な問題が浮上してきました。

そこで、数名の協力者の意見を集いつつ、設計から見直した新システムの開発を決定いたしました。現在のシステムは「v0」と言う立ち位置になり、新システムは「v1」となります。

新システムの概要

現在のシステムで蓄積されたデータを加工・編集し、なるべく現在の情報を崩さずに仕様を一から見直し、フルスクラッチでの開発を進めます。公式資料（公安委員会資料等）も参考にしつつ、一般化した普遍的なシステムを目指します。

同時に、情報提供の窓口を広げ、「みんなで作る交差点データベース」を実現する構想があります（一応現在のシステムでも画像の提供などが可能）。

新システムの開発開始日は、2024年2月21日となります。現在、システムの開発は事実上管理者一人で行っている状態なのと、本業の合間に行う程度の時間しか確保できていないため、新システム移行がいつになるかは未定となっています。

協力者の募集

新システムの主にシステム周りの開発を協力してくれる方を募集しています。名乗り出てくれた方にはGitHubのアクセス権を付与する予定です。セミオープンソース化も予定していますので、信号機に興味をお持ちでシステム開発をやってみたい、と言う方は大歓迎です。

それなりのスキルは要求されますが、管理者自身そこまで詳しくないので興味を持った方は名乗り出ていただけると非常にうれしいです（笑）

当サイトの今後について

新システムの整備に伴い、JIDSの検索ページもGTLibraryから独立させる予定です。その際、URLが変更になります。詳細は決まり次第更新いたしますが、ブックマークなどに登録されている方は移行の準備を推奨します。

なお、GTLibraryに関しては閉鎖の予定はありません。JIDSを分離させた後は、管理人による信号機関連の分析をメインとして更新を続けていく予定です。

さいごに

管理人の壮大な夢、「日本全国の交差点を網羅する」という夢にロマンを感じる方は是非協力を頂けると助かります。管理人自身、信号機熱が低下しており、今までの水準で現地に赴くことも難しくなっているので、情報提供・画像提供・開発協力なんでも大歓迎です。

詳しいことなどはまだ決まっていない中のお知らせとなりましたが、進捗状況などは管理人のMastodon（Fediverse）でたまに流していますので、のぞいてみてください。

このシステムが少しでも信号機ファンの役に立てるように改善を続けてまいりますので、今後とも御愛好のほどよろしくお願いいたします。

詳細が決まり次第追記などを行っていく予定です。

2024年3月13日　銀河連邦